10/27、INEI主催の「コンセプトアート」をテーマにしたミートアップイベント、「CONCEPT ART NITE」をConnecting The Dots代々木にて開催いたしました。

開催決定から参加の応募総数が500人を超え、15倍の当選倍率(興味ありとしていただいた方は約1000人!)と、発表から多くの反響をいただきました。
そして当日はたくさんの方にお越しいただき、大変盛り上がった会となりました。

今回のイベントの目的は、業界の最前線で活躍されているアーティストの方々のトークを聞きながら、コンセプトアーティストの方や興味がある方と、情報交換を含め楽しく「コンセプトアート」を語り尽くすというものでした。

当日は、現場の最前線でご活躍されている、江場佐知子さん、パトリックさん、フリューキシーラさんにコンセプトアートに関するお話をしていただき、その後ビアバッシュで参加者様に交流を深めていただく流れとなりました。

最初のお三方のトークは大変面白く刺激的で、コンセプトアーティストだけでなく、それ以外のクリエイターにとっても目から鱗の内容だったのではないでしょうか。

マットペインターの江場さんからは、マットペイントとコンセプトアートの中間的存在とも言える「スタイルフレーム」に関するお話を、ご自身の作品を例にとりながら詳しく説明していただきました。

海外でキャラクター作りにおけるコンセプトアートワークの経験が長いパトリックさんには、プロジェクトにおける方向性や進め方をある程度ロジカルに考えることで、制作しやすくなるとし、経験も交えてアドバイスをいただきました。

日本で活躍されているフリューキシーラさんには、とても美しい色彩と繊細なタッチで描かれる作品をお見せいただきました。描かれる時に気をつけていること、さらにはフリーランスコンセプトアーティストとして仕事をする際に気をつけるべきことを伝えていただきました。

全く違う角度からの3人のお話でしたが、「アーティストとして一つ一つの作品に対して情熱を持って挑戦する」という根幹の部分での一貫性が感じられ、大変感銘を受けました。

その後のビアバッシュでも盛り上がっていただき、お越しいただいた皆様にも大変好評でしたので、2回3回とINEIでは今回のようなイベントを続けていきたいと思っております。
その際は、INEI TwitterFacebook、こちらのホームページでも改めて報告いたしますのでチェックしていただけたら幸いです。

今回お越しいただいた皆様、関係者の皆様、誠にありがとうございました。
そして今回惜しくも抽選でお越しいただけなかった皆様にも、ぜひ次回また応募いただけたら嬉しく思います。

次の機会にお会いできることを楽しみにしております!

CONCEPT ART NITE」をCGWORLD様に記事にしていただきました。

このように記事にしていただくことで、コンセプトアートのことを皆様に広く知っていただくきっかけになったら、INEIとしても大変嬉しいです。

イベントや講演会に関しても、これからどんどん機会を広げていきたいと思っておりますので、メール等でお気軽にご相談いただけたらと思います。

文: 大曽根 純