11/5 (日) CGWORLD クリエイティブカンファレンス2017にて、INEI代表の富安が、攻殻機動隊VRなどでお馴染みの東弘明監督とともに講演を行いました。
当日は400人もの方にお越しいただき、会場満席での講演となりました。
講演のテーマは「コンセプトアートの本質」ということで、実際に二人が壇上でリアルな打ち合わせをすることで、そのプロジェクトのコンセプトがどのように決められ、コンセプトアートがいかにプロジェクトに貢献していくのかを受講者の方に肌で感じていただきました。
打ち合わせといっても堅苦しい会議という感じではなく、会場の皆様の意見も取り入れつつ、時に冗談も交えながらの楽しいものとなりました。
流れとしては、実際に富安がホワイトボードに簡単なスケッチを描きながら、大きな世界観から、温度、湿度、匂いなどの細かい設定に至るまでを決め、最終的にプロジェクトにどのように反映されるのかを1時間というコンパクトな尺の中で体現するような形となりました。
ディレクターの立場である東監督と、コンセプトアーティスト富安とのリアルなやりとりは、普段見れない現場での打ち合わせをそのまま再現したかのようで、臨場感溢れるものとなっていたら幸いです。
コンセプトアートはただの「いい感じの絵」ではなく、いかにそのプロジェクトに貢献し成功に導くことができるか、が一番重要であるということが少しでも皆様に伝わったなら幸いです。
今回講演にお越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。
今後もINEIでは、このようなセッションに積極的に参加していきたいと思っております。
次回は11/28(火)に開催されるAdobe MAX Japanに登壇予定です。
皆様にお会いできることを楽しみにしております!